2012年12月30日日曜日

アトランタのPODキャスト番組で小金井公園でのトークボックス演奏が放送されました。


いや、1年も路上パフォーマンスを続けているとオモシロイこともあるものです。僕らの YouTube での動画を発見してくれたアトランタの方が、自分のPODキャストの番組で、小金井公園での演奏を放送してくれました。なんと、アゲアゲの解説までつけてくれて恥ずかしいやらなんやら。

オレラは世界で一番有名なトークボックスキャラ二人組だったのかっ!


明日はすでに大晦日ですが、実はクリスマスに代々木公園でパフォーマンスさせてもらいました。


2012年11月15日木曜日

トークボックスと、元禄割り箸。





前回のエントリーに続き、今日も「奏者以外は何に使うのかよくわからない」謎過ぎるアイテムのご紹介。これは、Kくんのトークボックス用のチューブ・・・の中に入っているのが除菌シートを巻きつけた割り箸です。

2012年11月8日木曜日

トークボックスのチューブの口径


先日の小金井公園でのリハーサル時に iPhone で撮影したスナップです。トークボックスのチューブの口径について語る、EくんとKくん。

2012年11月6日火曜日

サックスとトークボックス。



先週、マンスリーで演奏させてもらっているPartyで、ふらりと遊びに来た女性サックスプレーヤーの人と共演しました。DJの方もスクラッチで参加して、ギター2本、トークボックス2台、そしてサックスとスクラッチという超変態型編成でセッション。しかも、ブルーズを。こんな時も、トークボックスの音はまったく浮くことなくカオスの中に馴染んでしまうのが恐ろしいところです。テクノブルース。

2012年11月1日木曜日

「トークボックス界のあみん」になる日まで、わたしまつわ。




先週(10月27日)に代々木公園の原宿口エントランスあたりでパフォーマンスした時の動画です。なるべく小さい音で演奏していたのですが、暗くなってからは足を止めてくださる方も多く、うっかりこちらもノってしまい、すっかり音量も大きくなり、警備員さんに叱られました。ごめんなさい。

そして、トークボックスのハモリ(ハモリ担当はKくん)も徐々に気持ちいい感じになってきました!今はまだ「トークボックス界のチャゲ&飛鳥」程度にとどまっていますが、いつかきっと「トークボックス界のあみん」になる日が来るでしょう。ごめんなさい。(「わたしまつわ」って、文字を組み替えることができるって先日初めて知りました・・・)

Eくんのキャラが先週からガラリと変化。グラサン姿でその得体のしれない、実態がわからない、どうみても怪しい、友達にはなりたいけれど仕事では絡みたくない感じがトークボックスにドハマリでございます。

●今日のポイント

ギター・アンプはガーガー調子悪いわ、酔っ払ってチューニング甘いわ、お客さんはそんななのにあったかいクラップはくれるわで、それらすべて含めてライブってわけで・・・


2012年10月29日月曜日

パワーライザーと、トークボックス


今週は、初の代々木公園・原宿エントランスでのパフォーマンス。いやいや、イベントをやってるせいもあってか人が多いです。ちょっとリハ兼ねてって考えてたんですが、みなさん足を止めてくださるんで、始終演奏している状況という嬉しい悲鳴。

動画は、パワーライザーという「ネオ竹馬」といった趣の、エクストリームなツールをつけたイケメンのオニイさんが、演奏に合わせてダンスしてくれてるところ。

このパワーライザーといい、トークボックスといい、ジャンル違えど、どちらもエクストリームなツールということでどこか共通点を感じてしまいます。

●今日のポイント

トークボックスは、音楽のエクストリームスポーツである。

Atomic Cat サイト(レスポンシブデザインだから見やすいということだけが唯一の自慢です)
Youtube チャンネル(悪く言って素人臭さ満載、良く言えば DIY 感覚たっぷりの PV)
Facebook(いいね!の少なさが友達の少なさを物語っています)
Sound Cloud(路上演奏家なので DAW 、レコーディングが苦手です。EDMって何ですか?)
Google+(何かの勢いでやり始めています)
Tumblr(世界のトークボックスネタを冬眠前のリスのようにコツコツと集めています)
Blog(ここです)

2012年10月22日月曜日

「路上MIX」あるいは「路上コラージュ」


前のエントリーに続き、こちらも半年間のアーカイブ的に、「路上MIX」あるいは「路上コラージュ」的な動画をつくってみました。編集はまだまだプロトタイプです。年末くらいにはきちっとしたものを仕上げる予定です。

時間や季節や場所を音という共通のテーマでMIXさせるという、文章にするとカッコイイんですが、非常に面倒くさく、根性のいる、ただただ地道な作業です。

●今日のポイント

ここまできたら、路上生録用のマイクの導入も考えてみる・・・

この半年間のアーカイブ的動画


というわけで、トークボックスの路上パフォーマンスをスタートしてから、早、約半年。アーカイブ的な動画をつくってみました。お声がけしていただいた方々との交流風景(?)も。

●今日のポイント

まだまだほんの入り口です。


2012年10月11日木曜日

チビッコとトークボックス。


連休初日の先週末、僕らの青空スタジオである小金井公園にお邪魔してリハーサル。この日も子供たちが食いついてきたので、しかも複数で襲われたので、特別に「青空チビッコテクノ教室」を開催。

Kくんのトークボックスのチューブの中に、ガムやじゃがりこを挿入されるは、チューブじゃなくてマイクを咥え出すは、しまいにはトークボックスではなく、「公園でマイクを使ってデカい声で喋る」というゲットーのブラザー、あるいは独裁者による演説のようなことになっちゃいましたね。ハイルヒトラー!! ここはもうガキ帝国!!

予想通り、ガキはガキです。ガキがガキらしくある限りは、とりあえずは安泰のような気もします。

●今日のポイント

デモンストレーション用のトークボックスの準備を始めなければなりません。



2012年10月1日月曜日

トークボックスはバイ菌に注意(実例)


たいへんです!全国のトークボックス愛用者の方々、要注意!

先月から、僕らのトークボックス路上パフォーマンスに加わったりしているKくんが、トークボックスの練習のし過ぎで咽喉にバイキンが入り、大変なことになりました・・・

幸い、投薬と安静で治ったのですが、怖いですねえ。

おもしろいのが、治療を受けた医者が「いったい何をやらかしたのか?」と聞いてきて、Kくんがトークボックスの説明をしたところ、異様に興味を持っていたという・・・

これで、この医者の病状のデータベースに「トークボックスの演奏し過ぎによる感染」というファイルがひとつ増えたわけです。

●今日のポイント

噂には聞いていましたが、トークボックスはバイ菌に注意です。演奏後のチューブの洗浄、殺菌はお忘れなく。

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2012年9月28日金曜日

「東京の雑踏」を味方につけたいものです


今週も、リハを兼ねて公園です。代々木公園。すっかり暑さも薄れ、気持ちの良過ぎる程の休日。

いや、小金井公園とは違い、なにしろ、入園者が多い。そりゃ、そうです。天気の良い日の代々木公園ですから。

でも、音はやっぱり、小金井公園とは雲泥の差。E君と一緒に考えたのですが、やっぱり、「入園者の多さ」ではなく、何か周辺の道路その他の「東京の雑踏」が大きなノイズとなっているっぽいです。周囲が森で、真ん中に広場っていう地形はほとんど同じなんですが、こんなにも音が違うとは・・・代々木公園は、音が出て、途中で落ちていく、という感じ。小金井公園は、音が出て、そのまま抜けていく、といった感じとでも。

今回も、お声がけいただきました。「電気グルーヴが好きなんす」と、公園のどこからか聞こえてくる「虹」に反応してくださったようです。たまにこうやって、トークボックスの「音響」ではなく、曲の「音韻」に反応してくださる方もいて、うれしゅうございます。

ということで、今週末は、久しぶりの高円寺駅前路上パフォーマンスと、高円寺のバーでの室内ライブ(苦手)です。

●今日のポイント

「東京の雑踏」を味方につけましょう。






2012年9月21日金曜日

秋の活動スタートしました


さてさて、9月15日。敬老の日。ほんの少しですが、真夏の空気が秋に入れ替わった気配の日。路上演奏活動を再開いたしました。正式には、2カ月ぶりくらいでしょうか。

まずは、肩慣らしということで、僕らの(勝手に)ホームグラウンドである小金井公園です。

風もなく、じっとりとした暑さでもなく。春とはまた違うであろう秋の路上を予想させてくれるような気持ちのよい日。

今回は久々にじっくりと練習できた感じです。そして、相変わらず子供が寄ってきます。お母さんも寄ってくるんですが、お母さんはだいたい1曲聴いて、明らかに「なるほどね。もういいわ」的な表情になり、子供に無言で「さ、いきましょう」というテレパシーを送ります。子供は、最低2曲目までリスニングしていってくれます。ノリのいい子はダンスもします。

ちなみに、この動画は、キヤノンのiVis HF-G10で録音・録画しています。画像もキレイなのですが、なんといっても録音能力がスンバラシイ。マスコミでも取材カメラとして使用しているようです。この動画で聞こえる音量や音圧、音の拡がりがほぼそのまま、現場で聞こえてくる感じです。セミの音がちゃんと入っています。もちろん、タイピング音は後から入れています。(余計なもの入れやがって。)スミマセン。

公園の広さと、アンプのディレイ、エフェクターのデジタル・ディレイなどがぐるぐるぐると混ざって、小金井公園ではだいたいいつもこんな感じの音響になります。ちなみに、前のエントリーの代々木公園と比較してみると、ノイズが極端に少ないのです。でも、これはノイズではなくて、代々木公園の噴水の音、そして周辺の雑踏の音なのです。代々木ではこの音です。だんだんと、現場によっての音響の感覚がわかるようになってきた気もします。路上演奏は、PAも兼業です。いや、音韻から音響の現代だからこそ、PAもパフォーマーの1アイテムなのでしょう。何言ってるのかわからなくなってきました。

●今日のポイント

果たして路上演奏専門の僕らに、室内でレコーディングしたトラックはいるのか?いらないのか?・・・



2012年7月31日火曜日

品川駅前、通報により中止。


いや、路上演奏をスタートしてかれこれ半年。初の「通報により中止」。動画をご覧いただければおわかりになるように、僕らは特にラウドネスな音のロックとか、ジェームス・ブラウンのようにシャウトしたり、フレディ・マーキュリーのように高らかに唄うような感じではありませんので、珍しいな、と。トークボックスの音がそんなに嫌なのかなあ?と。

調べてみると、どうやら7月から急にこのあたりの演奏禁止の締め付けがタイトになったようで、どうやらみなさん通報されているらしく。

というわけで、残響が素晴らしかった品川駅での路上演奏は休止ですねえ・・・ちなみに、その時のお巡りさんの発言を、今後の勉強のためにメモ的に書いておきますね。

「代々木公園でやればいいじゃないですか」
「あなたたちの音楽性がどうこう言ってるわけではありませんので」
「ヘブンアーティストに登録すればいいじゃないですか」
「申し訳ありませんが通報が来たら、やめてもらわないとならないんですよ」

特に上目線的な言い様ではなく、あくまでも実務です的な感じでした。
あとは免許見せて、照合されて終了。品川駅前・・・いい現場だったんですけどねえ。


●今日のポイント

代々木公園での路上演奏は合法と認められていることがわかりました。収穫。






2012年7月28日土曜日

この夏最後の高円寺駅前トークボックス


今日も高円寺駅前広場。そして、今日から新たに、Kくんが加入。彼が担当するのは、現在のふたりでは手が回らない楽器全般。今日は、タブラをプレイしてもらいました。次回からは、トークボックスのハーモニー(ハモリ)なども担当してもらう予定です。これでまた音が厚くなりそうです。

そして、今日もお声がけを頂戴しまして、感謝です。

そろそろ、暑さがキツくなってきました・・・夏はあと1回くらいが限度でしょうか・・・。ダブルヘッダーでの路上演奏までやっていた5月から6月までと比較すると、7月も下旬となると搬入出の辛さに負けて、ペースがガタ落ち。秋までは精力的活動は休止です。各人、自宅での練習と研究に専念です。

先日、ラジオでどこだかの夏フェスに出演するミュージシャンが「夏フェス、楽しいんですけど、体力つけとかないと辛いんです・・・」と告白していました。なるほど。身にしみてわかります。彼らは搬入出なんて無いからアレですが、真夏は演奏そのもの自体に体力がそうとう必要です・・・

たまたま高円寺に住む知人が通りがかり、「ダフトパンクが聞こえてきたので、来てみたら・・・まさかのあんたか!」と。そりゃあ、街を歩いていて、ロボ声が聞こえてきて、行ってみると知り合いが演奏していたって珍妙ですよね。

●今日のポイント

トークボックス路上演奏の活動休止期間は、8月。そして、1月〜2月(予想)。






2012年7月8日日曜日

なにかの童話に出てくる変な音楽隊


またもや、高円寺駅前での路上演奏です。そろそろ、暑くなってきたので、8月はお休み。7月は猛暑日がやってくるギリギリまで続けたいと思います。


今日も多くの方にお声がけいただき、ありがとうございました。特に印象的だったのが、子供!

子供にとっての僕らは「なにかの童話に出てくる変な音楽隊」に違いないのです。いや、変な音楽隊には違いないんですけどね・・・ほら、ディズニーランドとかで、森の大木が急に歌い出したりするじゃないですか?アレですよ。アレ。こちらを見ている表情がそのものですもん!


ガブリ付き最前列でガン見する子供クラウド。この瞬間、僕らは「路上演奏」ではなく、「ブレーメンの音楽隊」になりました。大人でも初めてみる方が多いトークボックス。子供の少ない経験の中にでっかく居座ることができて光栄です。トラウマ!!!!!!!!!!


●今日のポイント

トークボックスの音楽隊が主人公の童話を書いてみたくなりました。ちょっと泣ける感じの。







2012年7月1日日曜日

路上演奏におけるキャリー(カート)の重要性


以前のエントリーで、路上演奏におけるキャリー(カート)の重要性を書きました。特に僕らのような重い機材が多い方は、キャリー選びは慎重に・・・

実際に写真を用意しました。なんと言っても、一番大切なのは「a」。車輪です。車輪の幅は太ければ太い程良いです。チャリンコでいえば、タイヤの細いママチャリよりも、タイヤのぶっといBMXの方が楽で安定感がありますよね。あれです。車輪が小さいと、本当に疲れますよ。

トークボックス担当のEくんは、路上をスタートした頃、細くて小さな車輪のキャリーを使っていましたが、井の頭公園の搬入出で見事にダメにしました。

b」のゴムバンドも重要です。これも太ければ太いほど、荷物をガッチリガードしてくれます。細いものは、へたすると切れます。できれば、自転車用のゴムバンドなどを別途購入する方が得策です。

c」は、荷物を置けるタテ・ヨコのスペース(ベースプレート)。特に、「タテの幅が重要です。ヨコ幅は割りとはみ出すのが当たり前くらいなのですが、タテ幅のはみ出しが多いと、荷物はぐらついて載りません。幅については、まず、自分の載せる機材のケースやバッグの寸法を測ってから検討しましょう。

つまり、本当は理想的なのがキャリーではなく、台車です。僕らも台車の導入も検討したことがあったのですが、断念。さすがに台車まではEくんの愛車には載りません。

で、僕もEくんも、上記のすべてに一度失敗しているので、経験からくることなのです。

しかし、まさかキャリーについて詳しくなるとは・・・生きているうちにはいろいろなことがあるものです。一生勉強です。

Eくんお勧めはこれです。僕も次はこれにしようかと。


●今日のポイント

路上演奏機材運搬用のキャリーの鉄則。車輪幅。ゴムバンドの太さ。ベースプレートの「タテ」のサイズ。

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2012年6月23日土曜日

高円寺駅前二回目


5月、6月はほぼ毎週どこかで路上パフォーマンスしている計算になります。今日も高円寺駅前で演らせていただきました。

やっぱり、高円寺は音楽タウンでした。今日は、一度演奏した曲を再度演ってくれとリクエストをいただきました。というわけで、ダフトパンクの『デジタルラブ』。この曲は、ホントに人気ありますよね。原曲がロボ声なので、僕らのロボ声がスンナリと自然に受け入れていただけるのでしょうかね。

というわけで、僕らの最近の路上演奏でのヘビロテはこんな感じですよ。

●風をあつめて(はっぴいえんど)
●デジタルラブ(ダフトパンク)
●クローストゥユー(バート・バカラック)
●セイユーラブミー(パティ・オースチン)
●虹(電気グルーヴ)

70年代、80年代、90年代、00年代と、時代を広く選曲しています。

そして、相変わらず、トークボックスについてのご質問を多数お声がけいただいております。Eくんの説明も、回を追うごとに「足したり引いたり」と慣れたもんです。僕らのパフォーマンスは、完全に「演奏と楽器の説明」が必須になってきました。


●今日のポイント

トークボックスの説明自体も、エンタメにしていきたいです。









2012年6月20日水曜日

僕らは、音質より音量。



僕らのトークボックス路上パフォーマンスの最重要機材のひとつは、税込4,980円です。

もともと、まだこのトークボックスのプロジェクトをスタートする前に公園でベース・アンプにしたりして遊んでいたのが、サウンドハウスオリジナルのギターアンプ


モバイルアンプはいくつかあるのですが、とりあえず、「最安値 電池駆動 アンプ」で検索して探した1台。検索結果をクリックして唖然としました・・・。
4せん9ひゃく8じゅうえん!!??

我が目を疑いました。そして、半信半疑で届いたアンプをテストしてビックリ。音量が桁外れにデカい!スペック的には出力10ワット。路上には必要にして十分。
路上演奏で「音質がどうしたこうした」というのは野暮。音の良さなんて、過去の経験から最初から捨てています。

さらに凄いのは、このアンプ、ミキサーとしても代用できるのです。



まずはこうして通常のジャックにメイン楽器のプラグを差し込みます。Eくんだったら、トークボックス用のマイクを。僕はギターを。


アンプの裏側。左から、ヘッドフォンジャック、小さな穴がMP3プレーヤー用のジャック(iPhoneとかウオークマンとか突っ込めます)、そして、マイクジャック、マイクのボリュームツマミ。僕らは、シチュエーションによって、ここにリズムボックスを入れたり、他の楽器を差し込んだりしています。

つまり、これ1台で、カラオケをバックにギターを弾きながら、唄が歌えるわけです。路上に必要なモノ全部入り。弾き語りの人はこれお勧めです。コスパとかいう問題じゃないですよ。

繰り返しますが、僕らは「音質がどうしたこうした」というのは最初からまったく考えていません。とにかくデカい音量が出て、電池駆動かどうか。このふたつだけです。音質は、屋内で演奏する時か、パソコンで録音する時だけです。

路上は音質じゃない・・・これは、演ってみるとわかっていただけるはずです。目的の到達地点が、屋内演奏の意味合いとまったく違うのです。

とはいいつつも、サウンドハウスの販売ページのレビューも見事に賛否両論。つまり、音質を路上に持ち込みたい人と、路上演奏という独特のノリ重視の人がいらっしゃるという証拠なのです。今日は力説してしまいました。ごめんなさい。


●今日のポイント

僕らは、音質より音量。できれば、音圧。そして、電池駆動。


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2012年6月10日日曜日

平日の夜の品川駅前で「何か口に咥えているヤツがいた」


先日の品川駅前での路上トークボックスの動画です。もう本当にこの残響が気持ちいいのです・・・が・・・、人々の見事なまでのスルーっぷり!高円寺駅前とはまったく違います。

やっぱり、トークボックスの「何か口に咥えて唄っている変なヤツがいる」という特異性でジーっと見てはくれるのですが、立ち止まってはくれません。

とはいえ、ちょっと知ってそうな方がちゃんと立ち止まって見てくれてるというシーンは何度かありました。「まさか自分の通っている会社の近くでトークボックスの実物が見られるとは・・・」といったような表情のビジネスマンの方も。ただ、今までの公園や、高円寺駅前とは違い、お声がけはまったくなしです。

金曜の夜のオフィス街。あえて選んだこのアウエイ感があまりに気持ちいい。変な話、演奏に集中できた夜でした。


●今日のポイント

ある意味鬼門、ある意味福門の品川駅前。また、ここで演りたい。




2012年6月5日火曜日

品川駅での演奏がシンセサイザーギークサイトに掲載されました


マトリックスシンセという、アメリカのシンセサイザー専門サイトに、先日の品川駅前でのテスト演奏動画が掲載されていました。シンセサイザーギークサイト!これは、うれしゅうございました。




●今日のポイント

路上演奏の動画はなるべく撮影しておくこと。今の時代、録音より録画。なのか。





2012年6月2日土曜日

品川駅前で、テクノ賛美歌


品川駅前は、これまでの僕らの路上パフォーマンス史上最高の音響環境でした。にして、最大の鬼門でもあります。

5月最終の土曜の夜に、まずは現場のロケハンに。演奏しているストリートミュージシャンは皆無。駅前広場を高層ビルが囲み、リバーブ(残響)感がかなり魅力的です。

翌週の金曜。あえて、せっかく「ビジネス街」というアウエイ感が強い場所でトークボックスという水と油的なパフォーマンスをするのだから、平日の夜がいいだろうということで。

これは、まずはテスト的に・・・ということで、Eくんに『アメイジング・グレイス』を唄ってもらった動画。無駄なカメラワークは僕です。すみません。

周囲の景色、忙しく歩くビジネスマンと相まって、妙な動画になっています。

●今日のポイント

品川駅前の残響は最高でした。





2012年5月25日金曜日

井の頭公園への搬入出についてのメモ


井の頭公園への車で行った場合の搬入出についてのメモです。
AとBは、いわゆる公園オフィシャルの「井の頭公園駐車場」から現場(池の周囲)への導線。

駐車場脇のAから公園の中を通って行くと、ショートカットでラクラクルートに思えるのですがこれが罠となっているので注意が必要です。

Aルートの場合、階段の地獄。いくら運搬がスムーズなキャリーでも、階段は弱い。階段だけはキャリーを担がなくてはなりません。これは辛い。

公園に沿った道路側を通るBルートは遠回りに思えますが、階段地獄は最低限で済みますのでこちらをお勧め。

池の反対側に現場を設定した場合、理想的なのはCルート公園通りからちょっと脇に入ったところにある小さな駐車場からのルートです。公園通りの人ごみと、入り口の階段さえクリアすれば、現場まではスグ。この駐車場が確保できれば、かなりスムーズな搬入が可能です。

※井の頭公園は、アンプを使用した路上演奏は禁止されているようですのでご注意くださいませ。


●今日のポイント

路上演奏の宿敵。それは、階段。









2012年5月23日水曜日

初の駅前路上演奏の現場は、「高円寺」


5月21日もダブルヘッダーをかましました。夜。初の駅前路上演奏の現場は、「高円寺」駅前。東京の音楽のメッカと言っても良いお馴染みの街。路上ミュージシャンの巣窟でもあります。そして、僕らが一番最初にトークボックスを屋外で鳴らして実験してみたのもここでした。

さすがに高円寺。既に機材をセッティングしている時から、「わ〜い」とか言って、人が集まってきます。ありがたやありがたや。

高円寺の北口の駅前は、ちょっとした広場になっていて、座って演奏を観ることができるので路上演奏の現場としては理想的。ファンキーなオバちゃん、tatooだらけのお父ちゃんとその悪そうな子供、職業不明の外人さん、中央線的カップルさんなど、この現場は僕らが演奏を始める前から「音楽」があります。能動的に「聴くぞ!」という方が多い、非常に貴重な現場です。


●今日のポイント

高円寺は、音楽の街。能動的に聴いてくれる人が多く、貴重な街です。







2012年5月21日月曜日

小金井公園二回目


子供の日に小金井公園で路上演奏した子供の僕らは、すっかり小金井公園で演奏するという魅力に取り憑かれてしまい、今月二度目の来園。

この日は、夕方に訪れたので人もまばらで、トークボックスの音(声)が、初夏の夕方の公園に心地よく鳴り響いたわけです。

そして、ほぼ公園の主と思われるおぢ様や、「遠くからロボ声が聞こえてきたので見に来てみた」という方、そして親子連れの方などにお声がけを頂戴しました。ありがとうございます。相変わらず、子供にも大人気のトークボックス。子供が好きな何か特殊なヴァイブがあるのでしょう。か。

●今日のポイント

表面では老若男女に歓迎されるのに、裏にはうっすらと「毒」が漂う。さらに哀愁があったりもする。そんな路上演奏を目指したいものです。ごめんなさい。






2012年5月20日日曜日

トークボックス・ボコーダーの研究本が発刊されました


奇跡というものは起こるわけです。なんと、トークボックス・ボコーダーの研究本が発刊されました。それも、無駄にゴージャスな装丁と、豊富過ぎる資料非常に読みづらいのにものすごく魅力的というかなりクセのある文章で。

Eくんと僕がトークボックスやロボ声について研究をはじめてから何年がたったでしょうか。まさかこの日が来るとは・・・。生きてみるもんです。

僕らのブログは、トークボックスという楽器そのものについてはほとんど深いところまで触れていませんし、これからも触れないでしょう。楽器の説明はこの本や、諸々のサイトに詳しく掲載されています。今更に僕らがドヤドヤと説明する意味は無いのです。世間にはこうした素晴らしいトークボックス研究家の方たちがいるわけですから。

エレクトロ・ヴォイス 変声楽器ヴォコーダー/トークボックスの文化史 (P-Vine Books) [単行本]



TALKBOX Sound Labo. | トークボックス研究所



●今日のポイント



2012年5月7日月曜日

機材の泥を掃除


路上演奏で使用した機材。これはもう当然のことながら、汚れます。特に公園で演奏した後などは、エフェクターやシールドは泥だらけになることも。



で、帰宅後にこういうことに。ガシガシと拭きます。ある意味、公園での路上演奏での機材や楽器はアウトドアグッズかもしれません。駅前での演奏などではそれほどは汚れません。

そして、それ以上に汚れるのが・・・その汚れというのが、「涎(ヨダレ)」・・・トークボックスなのです。

トークボックスのヨダレに関しては、後日、別途エントリーにてご説明します。放っておくと病気になるという、恐ろしい結果を招くのです・・・


●今日のポイント

路上演奏後は、機材の泥を掃除するべし。特に、公園での演奏での楽器や機材はアウトドアグッズだと思うべし。





2012年5月6日日曜日

小金井公園は理想的な現場のひとつ


子供の日の5月5日。僕らは、小金井公園でリハーサルです。天気上々。一年で一番気持ちいい5月。ということで、今日は「路上」というよりも「アウトドア」モードで。機材にプラスして、アウトドア用の椅子なども用意。浮かれポンチです。



公園の駐車場は満車。空車待ちの車が周辺の道路にズラリと並んでいます。やむを得ず周辺の駐車場に入れて、公園までガラガラとキャリーで搬入。辛い。「小金井公園はゴールデン・ウイークは一番混雑する」という情報を後から聞いてなるほど、と。公園内のオフィシャル駐車場に駐めることができれば、現場は目の前。路上演奏現場としては理想的なシチュエーションです。



現場です。これはもうプライベートなフェス状態!テントまではってる人も。搬入の辛さもすっかり忘れてしまいますよ。



「路上演奏の現場」というよりも、「リゾート」です。トークボックスという特異な楽器と、アウトドア用のリクライニングチェアという組み合わせの矛盾。トークボックスの木箱が何かのアウトドア用品に見えてきます。




そんなヘブンの中で演奏している動画です。画面向こう側に見える親子連れの図・・・平和過ぎる・・・


●今日のポイント

1 小金井公園は、駐車場に空車があれば、理想的な現場である。
2 演奏だけじゃもったいない。アウトドアグッズやフリスビー、ビールなど持っていくべし。









2012年4月25日水曜日

テルミンとジャムる


先日の目黒川沿いの現場では、マトリョミン(マトリョーシカのテルミン)のおネイさんとちょっとだけジャムりました。トークボックスとテルミンの共演というのはかなりレア。変態楽器対決です。妙な周波数どうしの共演は、思いの外気持よく、これはアリです!

これからは、こうして、路上で何か演ってる人たちとどんどんジャムりたいものです。


●今日のポイント

他の路上演奏者とジャムってみましょう。








2012年4月21日土曜日

駐車場から現場までの距離


4月21日はまたもやダブルヘッダーで路上してきました。夜の部は、代々木公園。池の畔。噴水のライティングが僕らの演奏をいい感じに演出してくれちゃってます。

ボッサなリズムボックス(税込10,000円)もいい感じ。と自惚れます。

さて、代々木公園の駐車場から現場(今日はこの噴水池のあたり)までは、侮れない距離。公園沿いの道路の白線パーキングからの方がお勧め。反対側のオフィシャル駐車場からだと、坂があり、機材があるとちょっとした山登り。キツイです。

●今日のポイント

駐車場から現場までの距離。路上演奏・最重要項目のひとつ。








リズムボックスくん加入


今月は精力的に活動しまくっています。この日は、人のお花見に無理やり乱入していっちょ演らせていただきました。場所は、おシャレな目黒川沿い。それにしてもあのあたりはシャレオツになったものです。

この日からリズムボックスくん(無口)が正式加入。寸分たがわずのリズム感の正確なドラミングの大した野郎です。

ただ、僕的にはまだ、楽器構成に納得がいかない部分があります。なんだろう?なにしろ、Eくんは唄(トークボックス)担当ですから、バックは僕ひとり。これは責任重大。そして、だからこそ、自分でトーンをつくれるからおもしろいのです。

さて、何を足して、何を引こうかしら。

●今日のポイント

例え路上弾き語りなどでも、リズムボックスは絶対に導入したほうがよい。という見立て。







2012年4月9日月曜日

路上演奏は、リアルなSNSである。という見立て。


Eくんのトークボックスが入っている木箱。ここに、50円玉が装着されています。実はこれ、僕らの初ギャラなのです。

先日の善福寺公園での路上の際に、子供(推定6歳くらい)がトコトコとやってきていきなりこの50円玉を僕らに渡し、「なんか演って!」と。

そんなリクエストにお応えすべく僕らがチョイスしたのはダフトパンクの「デジタルラブ」!子供は踊ってくれていました。いやあ、なんだか中東の石油王に雇われて演奏している気分です。

この日の井の頭公園では、演奏していたオリジナルラブの曲のギターのコードを教えてくれと頼まれ、譜面を献上。

あげたり、もらったり。こういうのもまた、路上演奏のコミュニケーションの楽しさなのか!と。

●今日のポイント

路上演奏は、リアルなSNSである。という見立て。





2012年4月7日土曜日

ダブルヘッダーで路上演奏


さあ、4月に入りました!今年の春は路上演奏スタートの季節です!そして、花見の季節!ということで、はりきったこの日は、いきなりダブルヘッダーとしてみました。

まずは、先日初路上をさせていただきました善福寺川公園。普段は人の少ないこの公園も、今日は花見で人も多いのです。

みなさんお酒が入っていらっしゃるせいもあるのか、お声がけも続出であります。トークボックスに関するご質問以外では・・・

「CDとか出してないのか?」「いつもはどこのライブハウスでやっているのか?」「今のはオリジナルか?」

この日はこんな感じのお声がけを多くいただきました。その答えは・・・

「いやいや、CDなんてとんでもない」「いや、路上演奏だけです」「いやあ、ぜんぶ人の曲です」

という感じで、なんだかご期待に添えられない答で若干申し訳ない気持ちに。

続く、井の頭公園は、もう人の嵐!さすがに花見の季節の井の頭は凄い賑わいです。こちらでも多くの方にお声がけいただき、ありがたい気持ちに・・・と同時に、やっぱり、トークボックスという楽器の「ヒキ」は強いな、と思える日でありました。

この日、Eくんは、まるで Electro Voice社の営業マンのように、多くの方にトークボックスの説明をかましていたという。演奏時間よりも説明時間の方が長いんじゃないか、という。

※注:井の頭公園は、基本的に(特にアンプを使用した)路上演奏は禁止となっているようです。係員の方に注意をいただきました。気をつけます。

●今日のポイント

路上での、トークボックスという楽器の「ヒキ」は強い。